2016年8月に私達一家は地方都市から超田舎にお引越しをしました!
この引っ越しを機に生活コストは大幅に低下。
田舎に引っ越した際にグッと費用が抑えられるもの、逆に高くなるものなども合わせて詳しく我が家の家計をご紹介します。
地方都市と超田舎、生活コストの違いは?
まずは生活コストを洗い出してみました。
生活コストとは、生活をしていく中でかかる費用全般。住居費、保育料、食費、被服費などなど。
まずは地方都市で暮らしていた時代の生活コスト。
※年間の平均を出したものです※百円以下は省略
地方都市での生活コスト
これでもけっこう抑えるところは抑えた生活をしていました。
それでも、月に20万円を切ることはなかったです。最も大きかったのが、住居費と保育園にかかる費用で、こちらは合計で月に10万円。
こどもを預けないと仕事にならないし、この部分は仕方ないと割り切っていましたが、やっぱり生活コストの約半分を占めるため、大きい出費です。
超田舎での生活コスト
注目すべきは住居費と保育料。
地方都市時代に生活コストの半分を占めていたこの部分が0円に。食費が半分以下になったのも大きかったですね。
超田舎に移住後に上がったものは光熱水費、ガソリン代の2つ。
それぞれの支出について、以下でどのようなことが理由で変動したかをまとめていきますね。
住居費が0円になった理由
一言で言えば、「家を買ってしまったから」です。
え?でもローンがあるから0円にはならないよね?って思いますよね。でも、私達が購入したのは築50年以上の空き家。その費用は土地代(庭・山野含む)込みで50万円でした。
その家は空き家になってから10年も放置されていたため、水回り(キッチン・お風呂など)は新品にし、リビング・キッチンも仕切らず広々とした空間にリフォーム。
無垢のフローリングにしたりと古い家を自分たちの希望に沿ってリフォームをしました。
こうなると、リフォーム費用だって高いと思いますよね?ですが、私達が引っ越した場所ではかなりの費用を自治体が負担してくれます。
移住促進のため、補助金を出してくれるんです。私達が移住した先はこの金額が大きかったので、負担が少なく済みました。
第1子から保育料0円に
移住のきっかけとも言えるのが「保育料0円」なこと。田舎なので待機児童も0人。引っ越しと同時に預けることができました。
食費月1万円の理由は「頂き物」の多さと買い物の不便さ
超田舎に引っ越してきて変わったこと。それは買い物にほとんど行かなくなったということ。
以前の住まいでは歩いて行ける距離にイオンがありました。
なので毎日のようにイオンでお買い物。お惣菜も買うし、食べたくなればお菓子も買いにいきました。
ですが、超田舎に移住した今、最寄りの小さなスーパーまでも車で10分以上。コンビニは20分。大きなスーパーに行こうと思ったら30分以上かかります。
これが面倒で、食材は月に2~3回のまとめ買いのみ。外食が減ったのもこれが理由です。
買い物の回数が減ったことで、余計な買い物をしなくなり、食費がグッとスリムになりました。
買い物の回数が減った理由はスーパーが遠い以外にも理由があります。それが「頂きもの」の多さです。
移住をしてから、我が家の冷凍庫に「鹿肉」が入っていないことはほぼありません。知り合いになった猟師さんが定期的に分けてくれるためです。
また、野菜はご近所の方からおすそ分けを頂くことが多く、それだけでも食べきれないほどです(食べきりますが)。
この2つの理由で食費がぐっと安く抑えられるようになりました。
医療費は薬代を含め子供は月1,000円以下
私達大人はそうそう病気をしません。するのは我が家の5歳の息子だけ。とはいえ、1ヵ月の医療費の上限は1,060円でそれ以上はいくら通院しても費用は掛かりません。
病院に行くのは年に数回程度。12ヵ月で割ると、100円以下でした。
娯楽・レジャー・被服・理美容0円は遊び方が変わったから
超田舎に引っ越してきて、遊び方が変わりました。家のすぐ横には山。その山の中を探検ごっこしたり、近くの川で魚を捕まえようとしたり(捕まえたことありません)、とお金の掛からない遊びを子供が求めるようになったのが大きいです。
服については、引っ越しをしてから一度も買っていません。今まで買ってきたもので十分。子供は平日は園の制服があるため、多くの服を必要としません。
おさがりもたくさんあるので、新しく服を買う予定はないです。
髪は子供たち・夫、そして自分も私が全部カットします。以前は絶対美容室で髪を切る!と思っていましたが、引っ越しをしてまもなく、髪が邪魔でたまらなくなり、でも美容室がどこにあるかもわからず探すのも面倒・・・という時に思い切って自分で切ってみました。
えー意外と簡単じゃん、となりその後はいつも自分でカットします。今後も私が床屋さん代わりなので、はさみだけは良いものを用意しています(笑)
光熱費22,000円→30,000円はプロパンガスとミストサウナ
田舎に引っ越してきてガス代の高さには驚きました。引っ越し前の地方都市でもプロパンガスでしたが、せいぜい月1万円くらい。ですが、ここでは真冬では20,000円近くかかります。
プロパンガスが高いというのと、ミストサウナを愛用しているのもガス代が高騰する理由の一つ。田舎に引っ越すんだから何か楽しみが家の中に欲しい・・・と夫が駄々をこね(笑)ミストサウナを設置しました。
確かに快適ですが、ガス代が高くなります。食洗器も影響しているかもしれません。
教育費0円→10,000円は習い事を始めたら
保育料が0円になった分、子供のために何か別のことに使いたいと思い習い事を始めました。保育園とは別に学べる機会を増やしたことで、「田舎だから習いごとをさせてあげられなかった」という風にはしたくないと思っていました。
学びべるチャンスは田舎にいてもある。
これを実現できてよかったと思っています。
1ヵ月10万円以下の生活に不便を感じる?
車がないとほぼ何もできないような超田舎に引っ越してきてまもなく2年。不便を感じないかと言われれば決してそうではありません。
時には「家を出て徒歩5分圏内にお店があれば…」と思うこともあります。でも、今の暮らしはおおむね気に入っています。
決して便利ではないですが、「便利」以外のものは大体揃っているという感じです。
広々とした家、喧噪を気にしない環境、ペットと自由に遊べる庭、自然豊かな見晴らしなど、何物にも代えがたい今の環境をとても気に入っています。
生き方や節約の仕方って本当に人それぞれ。
自分にぴったりの節約を人生単位で見つけていくというのはすごく面白いと感じています。
暮らし方は自分で決められるもの。
節約を通して、自分が求める暮らしを探してみませんか?
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うた
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